育毛するための薬と言っても、
- 抜け毛を予防し、薄毛への進行を抑制するタイプ
- 血行を促進して、毛母細胞の細胞分裂を活発にして発毛を促すタイプ
があります。
また、それぞれ「服用するタイプ」の内服薬と「塗布するタイプ」の外用薬があります。
そこで、こちらでは人気の高い
- プロペシア
- フィナステリド
- ザガーロ
- デュプロスト
- アボルブ
- ミノタブ
- ディルミノックス
- ロゲイン
- アロビックス
- ツゲイン
- ヘアフォーユー
- モールエフ
の12種類の育毛薬について、その効果や料金について解説しています。
また、通販でも購入可能か、クリニックで処方してもらうことのメリットも併せて紹介しています。
目次
育毛する薬の種類は?大きな2つの目的を知ろう
育毛する薬には2つの種類があり、それぞれ目的が違います。
まず「これ以上の抜け毛を防ぎ、薄毛の進行を食い止める」ことを目的とした育毛薬があります。
二つ目に「血行を促進し、毛母細胞の活動を活発にし、発毛を促す」ことを目的とした育毛薬があります。
このように、目的によって育毛薬を選ぶ必要があります。
育毛薬の目的①これ以上脱毛するのを防ぐ
これ以上の脱毛を防ぐには、脱毛の原因である男性ホルモンDHTの生成を抑制し、薄毛の進行を食い止める効果を持つ育毛薬を使用する必要があります。
脱毛症を発症している男性の80%以上が男性ホルモンが原因の脱毛症なので、男性ホルモンDHTの生成を抑制する育毛薬は、ほとんどの男性に効果を発揮します。
例えば、プロペシア、フィナステリド、ザガーロ、アボルブなどの育毛薬は、5αリダクターゼの働きを抑制し、DHTの生成を阻害する効果を持っています。
「5αリダクターゼの働きを抑制すれば、DHTが作られないので、脱毛は起こらない」ということです。
このように、DHTの生成を阻害する育毛薬を使うことが、脱毛を防ぐ上で大切なことです。
ただ、男性ホルモン以外の脱毛症や女性の脱毛症には効果がありません。
育毛薬の目的②毛を増やす
育毛薬には、毛母細胞の細胞分裂活動を活発にして、髪を成長させる働きを持つものがあります。
髪の毛は「毛母細胞が細胞分裂をして、頭皮より押し出された部分が硬化したもの」です。
なので、血行が改善されれば毛母細胞の細胞分裂が活発になり、発毛力が高まります。
毛を増やすタイプの育毛薬は「髪の栄養分が肝臓で作られ、血流に乗って毛根まで運ばれる」ことに着目しています。
つまり、血行を促進して効率よく毛根まで栄養を運び、毛母細胞を活発にさせ髪を成長させます。
ミノタブ、ディルミノックス、ロゲイン、アオビックス、ツゲインなど、このタイプの育毛薬は、血流を改善する働きをもっています。
また、ヘアフォーユー、モールエフなど「毛を増やす効果」を持ち、且つ「脱毛を防ぐ効果」を持つものもあります。
育毛薬12種を徹底解説!海外通販で購入可能な商品もご紹介
人気の高い12種類「プロペシア・フィナステリド・ザガーロ・デュプロスト・アボルブ・ミノタブ・ディルミノックス・ロゲイン・アロビックス・ツゲイン・ヘアフォーユー・モールエフ」の育毛薬について、
- 通販での購入
- 海外通販が可能か
- 通販価格
- 効果
について紹介しています。
育毛薬【飲み薬】
飲み薬タイプの育毛薬には、
- プロペシアやフィナステリドなどの「脱毛を抑制する」ことを目的としたもの
- ミノタブやディルミノックスなどの「髪を生やす」ことを目的としたもの
があります。
なので、目的に応じて薬を選ぶ必要があります。
名称 | 通販・海外通販 | 通販価格 | 効果 |
---|---|---|---|
プロペシア | 〇可能 | 1錠300円程度 | 薄毛の進行を止める (Ⅱ型5αリダクターゼの働きを抑制する) |
フィンペシア・フィナロなどフィナステリド (プロペシアのジェネリック) | 〇可能 | フィンペシア(1錠50円程度) フィナロ(1錠30円程度) | 薄毛の進行を止める (Ⅱ型5αリダクターゼの働きを抑制する) |
ザガーロ | 〇可能 | 1錠350円程度 | 薄毛の進行を止める (Ⅰ型5αリダクターゼとⅡ型5αリダクターゼの働きを抑制する) |
デュプロスト (ザガーロのジェネリック) | 〇可能 | 1錠50円程度 | 薄毛の進行を止める (Ⅰ型5αリダクターゼとⅡ型5αリダクターゼの働きを抑制する) |
アボルブ | 〇可能 | 1錠50円程度 | 薄毛の進行を止める(Ⅰ型5αリダクターゼとⅡ型5αリダクターゼの働きを抑制する) |
ミノタブ(ミノキシジル) | 〇可能 | 10㎎は1錠35円程度 5㎎は1錠30円程度 | 発毛を促進する |
ディルミノックス (ミノキシジルのジェネリック医薬品) | 〇可能 | 1錠120円程度 | 発毛を促進する |
育毛剤【塗り薬】
塗り薬タイプの育毛薬には、
- ロゲインやアロビックスなど、血行を促進して発毛力を高める目的としたもの
- ヘアフォーユーやモールエフのように、脱毛抑止と発毛促進を目的としたもの
があります。
またヘアフォーユーは女性用の育毛薬として使用されています。
名称 | 通販・海外通販 | 通販価格 | 効果 |
---|---|---|---|
ロゲイン (ミノキシジル) | 〇可能 | 1本:2,800円程度 | ミノキシジルに血管拡張作用があり、血流がよくなることで、毛根の毛乳頭細胞に栄養をしっかりと送り届けて発毛を促す効果がある。 |
アロビックス | 〇可能 | 1本:2,000円程度 | 主成分は「カルプロニウム塩化物」で、血管拡張作用があり、血流がよくなることで、毛根の毛乳頭細胞に栄養をしっかりと送り届けて発毛を促す効果がある。 |
ツゲイン (ミノキシジルのジェネリック医薬品) | 〇可能 | 1本:5,000円程度 | ミノキシジルを配合しており、発毛を促す効果がある |
ヘアフォーユー | 〇可能 | 1本:4,000円程度 | ミノキシジルとアミネキシルを配合し、発毛を促し、薄毛の進行を抑制する |
モールエフ | 〇可能 | 1本:4,500円程度 | ミノキシジルとフィナステリドが配合されており、発毛を促し、抜け毛を抑制する |
育毛薬・発毛剤の副作用は?
育毛薬や発毛剤は効果の高い医薬品ですが、一方で副作用を発症するリスクを持っています。
例えば、プロペシアには「精力減退・勃起不全・射精障害・胃部不快感」などの副作用の他に、重篤な副作用として、肝機能障害の可能性もあります。
またミノタブには、「低血圧・手足のむくみ・頭痛・めまい・動機・息切れ」などの副作用の他に、重篤な副作用として、腎不全、多臓器不全、高カリウム血症などの可能性もあります。
このように、脱毛予防や発毛促進に効果の高い育毛薬や発毛剤ですが、少なからず副作用の可能性があります。
なので、個人輸入で海外から安価の育毛薬や発毛剤を購入することはできますが、副作用の危険性を考えるとおすすめできません。
ということから、安全性を考えると、多少価格が高くなってもクリニックで処方してもらうことをおすすめします。
クリニックでは、医師に処方を受ける際に、服用の方法、副作用の可能性などについて説明してもらうことができます。
これで副作用の発症リスクは低くなります。
また、もし副作用を発症しても医師が対処してくれるので安心です。
このように、育毛薬や発毛剤は効果の高い医薬品ですが、副作用の危険性を考えるとクリニックで処方してもらうことをおすすめします。
育毛薬は女性でも使える?
プロペシアやミノキシジル内服薬など効果的な育毛薬があります。
ただ、中には女性が使用できない育毛薬があるので紹介します。
女性が使用できない育毛薬にプロペシアがあがります。
同様に、ジェネリック医薬品のフィナステリドやフィンペシアも使用することができません。
特に、妊婦の方は触れることも控えるべきです。
というのは、これらの育毛薬が、男性型脱毛症(AGA)の原因となるDHTの生成を阻害する働きがあることに関係しています。
DHTは、AGAを引き起こす原因にもなっていますが、男子の生殖器の発育にも関係しています。
普通の「男児」は生まれた瞬間に「男児」との判断が付きますが、DHTの不足のため陰茎の成長に悪影響を及ぼし、生まれた直後に男児と判断されないことがあります。
これを「性分化疾患」と言いますが、フィナステリドなどによって5αリダクターゼの働きが抑制され、DHTが作られないことが原因の一つになります。
このような理由から、DHTの生成を抑制するタイプの育毛薬を妊婦が使用することはできません。
また、妊婦以外の女性でも、男性ホルモンを抑制することでホルモンバランスを崩し、体調を崩す原因にもなります。
ただ、パントガールやパントスチンのように女性にも使える育毛薬もあります。
これらは、女性特有の「びまん性脱毛症」にも有効です。
女性には使える育毛薬と使えない育毛薬があるので、購入する際には注意する必要があります。
育毛薬は病院で処方してもらおう!
育毛薬は、海外から個人輸入を利用して購入すれば安価で購入することができます。
ただ、副作用の危険性のある医薬品であることからも、病院で処方してもらうことをおすすめします。
また、一般皮膚科よりも、薄毛治療の専門病院で処方してもらうことをおすすめします。
一般皮膚科は、皮膚炎などの専門をしており育毛薬や発毛剤を専門としているわけではありません。
それにくらべて、専門病院であれば、薄毛治療の専門医の診察を受けることができるので、副作用に関して、より専門的な知識を有しており安心できます。
このように、効果の高い育毛薬、発毛剤ですが、副作用の危険性を考えると薄毛治療の専門病院で処方してもらうことをおすすめします。
おすすめクリニック①AGAヘアクリニック
育毛薬を処方してもらう病院としてAGAヘアクリニックをおすすめします。
AGAヘアクリニックは薄毛治療の専門クリニックで、「明朗会計」「初診・再診無料」「ネット診察」などのおすすめポイントがあります。
治療は、「抜け毛予防・現状維持を目的と治療」と「髪を生やす・発毛を目的とした治療」と、治療プランが2つに絞られており、分かりやすいです。
また治療費には上限が決められているので、「いくらかかるのだろう?」と不安になることはありません。
また初診だけでなく、再診も無料なのはメリットが大きいです。
もし、治療の途中で治療効果に疑問が生じでも気軽に相談することができます。
また、治療経過を観察して、処方薬を変えることもあります。
疑問を持ちながら治療を続けるのは不安です。
また、スマホを利用してネット診察にも対応しているので、遠方にお住まいの方でも通院患者と同等の治療を受けることができます。
必要に応じて専用キットを利用して血液検査も受けることができます。
そして、通院患者には診察室が40室以上用意されており、プライバシーに配慮されています。
このように、AGAヘアクリニックは育毛薬を処方してもらうのにおすすめできるクリニックです。
おすすめクリニック②AGAスキンクリニック
AGAスキンクリニックは育毛薬を処方してもらう病院としておすすめです。
AGAスキンクリニックでは、プロペシアをはじめ、費用の安いジェネリック医薬品である「フィナステリド」や、プロペシアよりも効果の高い「ザガーロ」の処方も行っています。
また、ミノキシジル外用薬だけでなく、より発毛効果の高い「ミノタブ(ミノキシジル内服薬)」の処方にも対応しています。
さらには、AGAスキンクリニック独自のオリジナル発毛薬「リバース」も扱っています。
そして、一定の条件を満たした治療を受けても効果の出なかった場合、全額返金してもらえます。
また、月々3400円から始めることのできる治療プランが用意されているので、手軽に治療を受けることができます。
AGAスキンクリニックの発毛治療においては、治療開始後6ヵ月での発毛実感率が99.4%と凄い数値を出しています。
また無料で受けることのできるカウンセリングでは、症例写真を見ることができるので、治療を受けたらどの程度改善できるのかを想像しやすいです。
クリニックは全国い55院もあり、いずれも駅近くに立地しているので通院も便利です。
このように、AGAスキンクリニックは育毛薬を処方してもらうクリニックとしておすすめできるクリニックです。
おすすめクリニック③秋葉原中央クリニック
秋葉原中央クリニックは、東京の上野・秋葉原・錦糸町エリアにおいて「薄毛・AGA・発毛」治療で、人気度、満足度が高いおすすめのクリニックです。
治療の目的は、
- 細くなった髪を健康な髪に育てる「育毛」
- 髪が抜けてしまった箇所からの「発毛」
と分かりやすくなっています。
髪が細くなり「分け目」の頭皮が透けて見えるようになった、という方は「育毛」がおすすめです。
また、天頂部の頭皮がスカスカに透けている方には「発毛」がおすすめです。
どちらの治療を受けるか迷っている人は、カウンセリングで相談することができます。
育毛薬は、プロペシアだけでなくザガーロの処方も行っており、より抜け毛予防効果の高い治療を受けることができます。
発毛治療では、ミノキシジル外用薬だけでなく、より発毛効果の高いミノタブも扱っています。
また、さらに発毛効果を高めるために、頭皮より直接治療薬を注入するHARG(ハーグ)療法も行っています。
秋葉原中央クリニックでは結果を重視しており、発毛率が99%以上という数値を出しています。
また女性の薄毛治療にも対応しています。
女性の場合、ホルモンバランスの乱れなど男性とは違う原因で薄毛になることが多いです。
秋葉原中央クリニックでは、女性の薄毛に適した治療を行っています。
このように秋葉原中央クリニックでは、男女の区別なく薄毛治療を行っている、実績のあるクリニックです。
おすすめクリニック④横浜中央クリニック
横浜中央クリニックは、美容系皮膚科クリニックですが、薄毛・AGA治療にも力を入れているクリニックです。
美容系皮膚科ということもあり、女性の抜け毛・薄毛治療も行っています。
男性の薄毛治療では、フィナステリドやミノタブ、ビタミン類などを用いて総合的な治療を行っています。
また、高輝度のLED光を頭皮に照射して、髪の成長を促す治療も行っています。
これは、波長が630~650nm(ナノメートル)のLED光が、「血行を改善し、毛母細胞の活動を活発にすることで発毛を助ける」効果を持つことを利用した治療です。
さらには、頭皮から治療薬を注入するHARG療法も行っています。
通常は、注射器を使用するので痛みを伴う治療なのですが、横浜中央クリニックでは、炭酸ガスを噴射することで毛穴から浸透させるので、注射と比較して約70%も痛みを軽減します。
また、治療後には24時間体制での電話対応を行っており、患者さんの不安と取り除く体制を整えています。
このように、横浜中央クリニックでは、「予防・現状維持治療」から「発毛治療」までトータルにケアしています。
カウンセリングだけでなく、初回の診察料も無料で行っているので気軽に相談しましょう。
おすすめクリニック⑤アスク井上クリニック
アスク井上クリニックでは、「内服薬」「外用薬」「注入治療(メソセラピー)」を取り入れた治療を行っています。
1か月分の費用が
- フィナステリド内服薬・・・3,000円
- ミノキシジル内服薬・・・3,000円
- ミノキシジル外用薬・・・8,640円
と低価格なので、費用を抑えて治療をしたい方におすすめです。
また、初診・再診料と血液検査は無料となっています。さらに、医師によるカウンセリングも無料なのもおすすめポイントです。
ただ、クリニック独自のオリジナル治療薬は扱っていません。
また、内服薬と外用薬による薄毛治療の他に「自毛植毛手術」も行っています。
どちらかと言えば、自毛植毛に力を入れているクリニックです。
自毛植毛は、「メスを使わない(切らない)方法」と「メスを使う(切る)方法」のどちらも取り入れています。
また、「切る方法」と「切らない方法」を併用する術式もあります。
グラフト(植える髪)を採取する際に使用するパンチは、独自の「吸引機能」がついており、くり抜く面積が小さくて済むので負担が少なく、施術時間が短縮できるのが特徴です。
自毛植毛手術では、グラフトを採取する際に後頭部を刈り上げるのが普通です。
2~3㎜に刈り上げることで、正確にグラフトを採取できるからです。
なので、植毛する本数が多いほど、刈り上げる面積も広くなります。
そこで、アスク井上クリニックでは、刈り上げない「アンシェーブンi-SAFE」という独自の術式を持っています。
多少時間を要しますが、採取する髪だけを短く切るので、術後も変わらないヘアスタイルを維持することが可能になりました。
このように、内服薬と外用薬などの育毛薬を低価格で処方していますが、薄毛が進行している方で、併せて自毛植毛も相談してみたい人には、アスク井上クリニックはおすすめです。