フィナステリドの価格を地域別・店舗別に徹底比較!通販は危険?

AGAの原因である男性ホルモンのDHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑制してくれる薬のフィナステリドですが、価格はどのくらいするのでしょうか。

ネット通販で安価な海外製のフィナステリドを購入することも可能ですが、海外から輸入することに危険性はないのか、気になりますよね。

ここでは、地域別におすすめクリニックと、フィナステリドの価格、海外製を個人で輸入することは危険ではないのかを紹介しています。

フィナステリドの価格は?地域別まとめ

詳しくは後述しますが、フィナステリドの処方は保険が効かない自由診療となりますので、クリニックによって価格が異なります。

こちらでは、東京・神奈川・大阪・福岡・埼玉における、おすすめクリニックとフィナステリドの価格を紹介します。

フィナステリドの価格【東京】

秋葉原中央クリニックでのAGA治療は、発毛率で99%を超えており、薄毛を改善したい方におすすめです。(*公式サイトによる)

特に、成長因子を注入するHARG療法は、内服薬や外用薬による治療よりも短期間で治療効果を実感しやすいです。しかも針を使わないノンニードル注入法を用いており、痛みは軽減されます。

内服薬による治療も行っています。

プロペシアをはじめ、低価格のジェネリック医薬品「フィナステリド」や、プロペシアより効果の高い「ザガーロ」、ザガーロのジェネリック「アボルブ」まで扱っています。

予算を抑えて治療を始めるなら、低価格のフィナステリドがオススメです。

フィナステリドなどAGA治療薬の1か月分の価格を紹介すると、

  • フィナステリド:6,000円
  • プロペシア:6,900円
  • ザガーロ:10,000円
  • アボルブ:9,000円

となります。

これに対し、AGAヘアクリニックでのAGA治療は、HARG療法などの注入治療は行っておらず、内服薬と外用薬による治療のみを行っています。

治療メニューは予防・現状維持目的と発毛目的に分かれ、明瞭会計をモットーにしています。

予防・現状維持治療が「5,500円~8,000円」、発毛治療が「18,000円~31,000円」と上限が決まっているので安心です。

また、スマホを利用したネット診察を行い、全国どこでも診察を受けられます。

AGAヘアクリニックでのフィナステリドなど1か月分の価格を紹介すると。

  • フィナステリド 5,500円
  • デュタステリド 8,000円
  • ミノキシジル内服薬 10,000円
  • ミノキシジル外用薬 13,000円

フィナステリドの価格【神奈川】

横浜中央クリニックは、HARG療法の認定医療機関に指定されており、痛みを伴わないノンニードル注入法を用いています。

また、高輝度LEDを20分照射すると毛母細胞が活性化する特徴を活かした「LEDライトセラピー」での発毛治療も行っています。

内服薬と外用薬の治療も行っており、多角的な治療に取り組んでいるので「どの治療が合っているのだろう」とお悩みの方は、相談することをおすすめします。

さらに、横浜中央クリニックでは女性の薄毛治療もしています。

女性の薄毛は男性とは原因が違うので処方薬も異なりますが、HARG療法は女性にも効果的で副作用の心配が比較的小さいと言われています。

横浜中央クリニックのHARG療法では、3回目から効果を実感している患者さんが多いです。

横浜中央クリニックは、薄毛を改善したい方に豊富な治療メニューがそろっており、薄毛の悩みを総合的に相談したい方におすすめのクリニックです。

薄毛の進行を抑えたい方は、ジェネリック医薬品のフィナステリドによる治療から始めてみましょう。

主な治療薬の1か月分の価格は、

  • フィナステリド:5,000円
  • プロペシア:7,500円
  • ザガーロ:8,000円

女性の薄毛治療に使われる治療薬では、

  • パントガール:8,000円
  • ルグゼバイブ;8,000円

フィナステリドの価格【大阪】

グローバルビューティークリニックは美容外科・美容皮膚科が専門ですが、AGA・薄毛治療にも力を入れているクリニックです。

特に、5大無料宣言では「初診料・頭皮のマイクロスコープ検査診断・血液検査・AGA遺伝子検査」が全て無料になります。

AGA遺伝子検査は通常10,000円はするので、かなりお得なサービスです。

他にも、治療費が30%OFFになり、さらに成長因子の注入3回分が無料になる「モニター割」や、学生を対象にした30%OFFの「学割」、他クリニックで効果の出なかった方を対象に20%OFFになる「乗り換え割」を実施しており、費用面で充実したサービスを行っています。

費用を抑えて発毛治療をしたい方におすすめです。

発毛治療では、発毛の飲み薬と5つの成長因子の注入治療を併用し、スピード発毛を目指しています。

飲むタイプの薬には「男性用」と「女性用」があり、性別に関係なく最適な治療が提供されます。

主な治療薬の価格は、

  • フィナステリド:1,800円
  • プロペシア:7,500円
  • パントガール:8,000円

大阪梅田中央クリニックでは、内服薬や外用薬に漢方を合わせた処方や、ミノキシジルなど有効成分を注入して発毛を目指す育毛メソセラピーを行っています。

内服薬から自毛植毛まで、幅広く薄毛治療を相談できるのでおすすめです。

短期間に発毛を実感したい方におすすめです。

費用を抑えて治療を始めたい方は、ジェネリック医薬品のフィナステリドの服用から始めるのがおすすめです。

主な治療薬の費用は、

  • フィナステリド:5,000円
  • プロペシア:7,000円
  • ザガーロ:8,000円

フィナステリドの価格【福岡】

AGAヘアクリニックは東京の秋葉原にあるAGA治療の専門クリニックですが、スマホを利用したネット診察を行っているので、福岡在住でも診察を受けることができます。

ネット診察と聞くと「ちゃんと診察してもらえるのだろうか」と不安になるかもしれませんが、AGAヘアクリニックでは、医師がテレビ電話を使って丁寧に診察しているので安心して下さい。

またAGAヘアクリニックでは、初診料だけでなく再診料も無料ですので、治療に不安や疑問が出てきたら費用の心配をすることなく、いつでも医師に相談できます。

AGAヘアクリニックは、AGA治療専門クリニックなので、AGAの専門医が診察しており安心です。

AGAヘアクリニックでフィナステリドを処方してもらうと、5,500円です。

フィナステリドよりも効果が高いとされるものに「ザガーロ」がありますが、そのジェネリック医薬品のデュタステリドは8,000円です。

AGAヘアクリニックでは、発毛を目指した他の治療メニューを受けることもできます。

その場合、ミノキシジル内服薬(10,000円)を併用することになります。ミノキシジル外用薬(13,000円)を併用することもありますが、価格は31,000円を上限としているので安心です。

どの治療薬を併用するかは、医師の診察によります。

このように、AGAヘアクリニックでは、福岡に居ながらフィナステリドによる「予防・現状維持目的」の治療から、「発毛治療目的」の治療まで受けることができます。

フィナステリドの価格【埼玉】

埼玉県にAGA治療を行っているクリニックはたくさんありますが、ここでもAGAヘアクリニックをおすすめします。

AGAヘアクリニックは、AGA治療に特化しており、AGAの専門医に診察してもらえます。

AGAヘアクリニックは東京にありますが、スマホを利用したテレビ電話で診察を行っているので、埼玉県にお住まいの方でも治療を受けられます。

AGAヘアクリニックは内服薬と外用薬によるAGA治療に特化し、施術が必要なHARG療法などはありません。なので、遠隔地でも診察を受けることができるのです。

AGAヘアクリニックの主な治療費を紹介すると、

フィナステリドの価格は5,500円です。

発毛効果のあるミノキシジル内服薬は10,000円、ミノキシジル外用薬は13,000円です。

またAGAヘアクリニックは、初診料だけでなく再診料も無料です。治療費に上限を設けていることもあり、治療費を抑えられるのもメリットです。

血液検査も必要に応じて受けることができます。専用キットを使い、郵送でも検査を受けられます。

フィナステリドの【通販・薬局価格】まとめ

フィナステリドを購入するには、クリニックで処方してもらう以外に方法はないのでしょうか?

こちらでは、フィナステリドを通販や薬局で購入できるか調査し、価格を紹介しています。

通販で購入する際の注意事項も解説しています。

フィナステリド(プロペシア)を通販・オンラインで買うのは安全?

「病院へ行くのが面倒」「診察料がかかる」「価格が高い」などの理由から、病院でフィナステリドを処方してもらうよりも、通販やオンラインで購入しようとお考えでしょうか?

確かに、フィナステリドを通販で購入することは可能ですが、安全性に不安があるのでおすすめしません。

通販の場合、日本で認可されていない海外製のフィナステリドを購入することになります。中には、日本の安全基準に合わないフィナステリドもあります。

日本では、健康被害が出ないように厚生労働省が厳しい基準を設けています。

海外製のフィナステリドは日本の基準に満たないものもあり、偽造品である可能性も否定できず、安全性を担保できません。

もし、海外製のフィナステリドで健康被害が生じていも自己責任になります。

なので、安全性を担保できない通販などで購入するのではなく、クリニックで医師に処方してもらいましょう。

フィナステリドを自己判断で服用することの危険性

フィナステリドは、AGA(男性型脱毛症)の進行を抑制する優れた医薬品ですが、副作用が出る可能性があるので、自己判断での服用は危険です。

フィナステリドの副作用には「勃起不全・性欲減退・精子の減少」など軽度のものだけでなく、「肝機能障害」といった重度のものもあります。

これら副作用の発症率は、0.2~1%と一般的や医薬品と比べて低いとされています。

ただ、持病があったり、他の薬と併用していたりすると、副作用を誘発する可能性も否定できません。

また、女性はフィナステリドの服用が禁止されています。

これは、妊娠時の胎児に影響があるからです。特に男児の場合、フィナステリドの影響を受けてDHTが生成されないと、生殖器が正常に形成されない恐れがあります。男性器の形成にDHTが大きく関係しているのです。

このため、フィナステリドを服用する際、副作用の危険性を認識しておく必要があります。自己判断で服用せず、医師の処方に従って服用しましょう。

フィナステリドの価格比較表

ネット通販などでフィナステリドが扱われているのか、また価格はいくらなのか。「一般薬局」「オオサカ堂」「楽天」「Amazon」を代表例として、比較表にしてまとめました。

店舗商品名価格
一般薬局取り扱いなし取り扱いなし
オオサカ堂など海外個人輸入フィンペシア1㎎

(キノリンイエローフリー)

2,022円(30錠)
楽天取り扱いなし取り扱いなし
Amazon取り扱いなし取り扱いなし

フィナステリドの価格に関するよくあるQ&A

こちらでは、フィナステリドの価格に関する疑問として

  • 保険は適用されるの?
  • 皮膚科でも処方してもらえる?価格は?
  • ジェネリック医薬品はあるの?
  • サワイとクラシエのフィナステリドの違いは?

について解説しています。

フィナステリドは保険適用される?

フィナステリドは健康保険が適用されない自由診療なので、全額自己負担となります。

健康保険法では、保険が適用される治療を「健康を目的とした治療に限る」と定めています。薄毛やAGAはそれだけで健康を害するわけではないので、全額自己負担になるのです。

自由診療では、価格を病院が自由に決められるので、クリニックごとに価格が異なることもあります。

ただし、同じ薄毛治療でもストレスや自己免疫、甲状腺機能障害などが原因で起こる脱毛症は、病院と認められ、保険が適用されることがあります。

この場合、処方される薬は医師の判断によるので、フィナステリドであるか分かりません。

フィナステリドは皮膚科でも処方してもらえる?価格は?

皮膚科では「湿疹・蕁麻疹・水虫・白癬」などの皮膚炎や感染症の治療を主に行っています。

ただ、薄毛・AGA治療を行っている皮膚科クリニックもあり、フィナステリドを処方してもらうことができます。

また、皮膚科の中にはフィナステリドの他に、ミノキシジル外用薬など発毛効果を持つ薬の処方にも対応しているところもあります。

これらの治療は、日本皮膚科学会の男性型脱毛症診療ガイドライン(2017年版)において「AGA治療に有効」との評価を得ています。

学会の評価を得ているので、皮膚科でも薄毛・AGAの予防治療や発毛治療を受けることができるのです。

皮膚科でのフィナステリドの価格は、自由診療なのでクリニックごとに異なりますが、6,000円~9,000円の価格帯が多いようです。

一方、ミノキシジル外用薬は10,000円~15,000円の価格帯が多いようです。

フィナステリドのジェネリック薬は?

フィナステリド配合のジェネリック医薬品はあり、先発医薬品であるプロペシアよりも安価で購入できます。

ジェネリック医薬品は低価格なので効果も小さいと思われがちですが、先発医薬品と同等の効果を持つとされています。

ジェネリック医薬品は、厚生労働省の認可を得て製造販売される後発薬のことで、先発薬と同じ有効成分を含んでいます。

フィナステリドのジェネリック医薬品には、沢井製薬、クラシエ薬品、東和薬品などの国内製薬会社のものと、ファイザー(アメリカ)やフィンペシア(インド)、フィナロイド(フィリピン)、フィナロ(インド)やフィナバルド(インド)などの外国製があります。

価格を比較してみると、

  • ファイザー製:210円~270円
  • 沢井製薬:180円~200円
  • クラシエ:未公表
  • 東和薬品:未公表
  • 外国製:25円~30円

と、価格だけで選ぶならインドなどの外国製が圧倒的に安いです。

サワイのフィナステリドとクラシエのフィナステリドの違いは?

国内製薬会社によるフィナステリドのジェネリック医薬品は、ファイザー製薬が2015年の発売したのに続き、2016年にサワイ製薬と大興製薬が製造承認を取得しました。

サワイ製薬は製造と販売を行いますが、大興製薬は製造だけ行い、クラシエ薬品が販売を担当します。

サワイとクラシエは、0.2㎎と1㎎のフィナステリドを扱っており、含有量に違いはありません。

また価格は、サワイのフィナステリドが1錠180円~200円と公表しているのに対し、クラシエは価格を公表していないので、比較することができません。

ただ、共に2016年に製造承認を取得していることから、両者の価格に大差はなく、先に発売したファイザーの210円~270円より高額になることはないと思われます。

フィナステリドは個人で購入せず医師に相談を!

フィナステリドは、個人で購入せずに医師の処方を受けて購入することをおすすめします。

製造承認を受けて安全性を担保された国内販売のフィナステリドは、医師の処方が必要となり、個人で購入することはできません

フィナステリドを個人で購入しようとすると、インドやフィリピンなどの海外製のフィナステリドしかありません。

海外製フィナステリドは安価というメリットもありますが、日本での臨床試験を経ていないいので、有効性や安全性が確認されておらず、健康被害などのリスクがあります。

また、個人輸入の場合、海外製フィナステリドが正規品である保証もありません。

例えば、2016年に個人輸入したバイアグラのうち、約40%が偽造品であり、健康被害も報告されています。これは、タイで販売された偽造ED治療薬が、日本国内で流通した事例です。

同様に、海外製フィナステリドも安く購入できる反面、健康被害のリスクがあります。健康被害があっても自己責任になるので、医師の処方を受けて有効性と安全性を担保された国内製造のフィナステリドを購入しましょう。