そのはげ予防間違っているかも!はげる原因を知って正しく予防しよう

はげは中高年の男性に限らず、女性でも何歳でもなる可能性があります。自分ははげないようにと、いろいろ予防策を講じている人も多いのではないでしょうか。

ところが、予防するつもりで間違った対策をとっているせいで、効果が出ていないケースは珍しくありません。

効果的にはげ予防をするなら、原因を知って適切に対処することが大切です。ここでは、はげてしまう原因や予防の方法について詳しく説明します。

はげを効果的に予防するにはまず原因を知ることから!

一生懸命はげ予防に励んでいるのに「抜け毛が減らない」「髪のボリュームが減ってきている」などで困っている人は、不適切な方法ではげ予防をしている可能性があります。

適切に予防するために、まずはげる原因を知りましょう。ここでは、はげの原因を6パターン紹介します。

はげる原因①生活習慣が乱れている

多忙や夜更かしで睡眠不足が続いている人や運動習慣のない人は注意が必要です。頭皮の状態が悪化して、はげる可能性があります。

ぐっすり眠れた日は体が軽く、肌の状態も良いのは、睡眠中に成長ホルモンが分泌されるからです。成長ホルモンは髪や肌、身体の成長を促し、ダメージを修復する働きがあります。

睡眠不足の日が続くと、成長ホルモンが十分に分泌されません。頭皮や、髪の元となる毛母細胞にダメージが蓄積して髪が健やかに育たず、はげやすくなります

運動習慣がないと、全身の筋肉がほぐれる機会がなく血行不良になりやすいです。頭皮の血行も悪くなって毛母細胞に栄養が行き届きにくくなり、髪が十分に成長しません。

その結果、薄毛につながります。

はげる原因②頭皮環境が悪い

シャンプーは髪や頭皮を清潔な状態に保つために必要である一方、シャンプーが原因で頭皮環境が悪化するケースもあります。

市販の安価なシャンプーは洗浄力が強いものが多く、洗い上りはすっきりしています。ただ、洗浄力が強すぎるシャンプーは頭皮に必要な皮脂まで取り除くことがあります。

皮脂は頭皮を外部刺激から守り、頭皮の水分の蒸発を防ぐ働きを持ちます。必要以上に取り除くと、頭皮が乾燥してバリア機能が落ち、些細な刺激にも反応するようになります。

乾燥が失ったバリア機能を補おうとして肌が過剰に皮脂を分泌し、べたつくケースもあります。

頭皮の乾燥、皮脂の過剰分泌ともに、頭皮や髪に良くありません。結果として、髪が抜けやすくなり、はげに近づきます。

はげる原因③食生活の偏り

「肉料理ばかりで野菜をほとんどとらない」「痩せるため食事制限をしている」「作る時間がなくてインスタント食品ばかり食べている」など、偏りのある食生活も、はげの原因です。

髪が元気に育つためには、たんぱく質、ミネラル、ビタミンなどをバランスよく摂ることが大切です。

摂取した栄養が少なければ、身体機能の維持に優先的に回されて髪は後回しとなるでしょう。栄養の足りない髪は太く育たちません。抜けやすくなり、はげにつながります。

脂質や糖分の摂りすぎにも注意が必要です。脂質や糖分は摂りすぎると皮脂の分泌量が多くなり、頭皮がべたついて雑菌が繁殖しやすくなるなど頭皮環境が悪くなるからです。

頭皮の状態が悪ければ、髪は健やかに育ちません。

はげる原因④ホルモンバラスの乱れ

私たちの身体には、健やかな状態を維持するために多種多様なホルモンが分泌されています。

ホルモンのうち、髪に深く関わっているのは、女性ホルモンのエストロゲンです。髪の成長を促し、ツヤやハリを保つほか、髪の成長期を長く維持する働きもあります。

エストロゲンがバランスよく分泌されていれば、髪は長く太く健康に育つのです。

ところが、加齢や過度のストレス、生活習慣の乱れなどが原因でエストロゲンの分泌量が減ることがあります。

エストロゲンの分泌が減ると髪の成長に大きく影響し、成長期が短くなって抜けやすくなり、結果として薄毛に結びつきます。

はげる原因⑤AGA、FAGA

男性のはげる原因で最も多いのがAGA(男性型脱毛症)です。AGAは、男性ホルモンのテストステロンが密接に関わる進行性の脱毛症です。

テストステロンそのものは体毛に関わるホルモンで、頭髪には影響しません。ただし、酵素5αリダクターゼと結びついてDHT(ジヒドロテストステロン)に変化すると、脱毛を引き起こします。

DHTは毛根組織に存在するレセプターにはまると脱毛指令を出します。髪は正常なサイクルを維持できなくなって成長途中で抜けてしまい、結果的にはげるようになるのです。

女性でも、女性ホルモンが減って相対的に男性ホルモンが優位になると脱毛症を発症することがあります。これをFAGAと呼び、AGAとは違い頭頂部中心に全体に薄くなるのが特徴です。

はげを予防する6つの方法

はげが進行してから慌てて対処しても、薄毛を改善するには時間も費用もかかります。放置すると手遅れになることもあります。

ここでは、はげを予防する6つの方法を紹介します。適切な方法ではげを予防しましょう。

予防①生活習慣を整える

仕事や家事、育児などで忙しく、生活習慣が乱れがちな人は多いでしょう。毎日の生活習慣は、身体だけでなく髪にも大きく影響を与えます

はげたくなければ、生活習慣を見直し、健康的に過ごせるよう整えることが大切です。

睡眠をとる

はげ予防のために、まずは睡眠時間を十分に確保しましょう。細胞のダメージを修復する成長ホルモンは、入眠後3時間ほどの間に多く分泌されます。

ただし、単に眠っているだけでは不十分です。深い眠りのノンレム睡眠に入り、分泌された成長ホルモンが頭皮まで行きわたる時間が必要です

深い眠りを得るためには、以下の点がポイントです。

  • 食事は就寝の3時間前までに
  • 入浴は就寝の1時間前までに
  • 寝室は暗くし、心地よい室温になるよう調整する
  • 寝る直前にスマホやパソコンなどを見ると目がさえるので避ける

寝付けないときに「眠らなければ」と焦ると交感神経が活性化し、どんどん眠れなくなります。

どうしても眠れないときはいったんベッドから出て、ストレッチや穏やかな音楽を聴くなどリラックスを心掛けましょう。

適度な運動をする

適度な運動は次の点から、はげ予防におすすめです。

  • 頭皮を含む全身の血行が良くなり、毛穴に栄養が届きやすくなる
  • ホルモンバランスを乱してはげの元となるストレスの解消になる
  • 適度な疲労感で夜眠りやすくなり、良質な睡眠をとりやすくなる

運動には、短時間に大きな力を発揮し筋肉量を増やす無酸素運動(筋トレなど)と、継続的に負荷をかけ脂肪を燃焼する有酸素運動があります。

はげ予防なら、身体的な負荷が少なく続けやすい有酸素運動がおすすめです。ジョギングやウォーキング、ヨガなど取り組みやすい運動を毎日の生活に取り入れてみましょう。

予防②頭皮環境を整える

頭皮は髪が生える土台です。皮脂が多く毛穴詰まりがある、ひどく乾燥している、血行が悪いなど頭皮環境が悪ければ、髪はうまく育ちません。

髪が太く丈夫にならないため抜けやすく、はげにつながります。はげるのを予防するには頭皮環境を整えることが大切です。

頭皮マッサージをする

頭皮の血行が良いと健やかな髪が育ちます。ところが、首や肩の筋肉のこりが原因で、頭皮の血行は自覚している以上に悪いことが多いです。

頭皮マッサージによって地肌をほぐすことで、肌が柔らかくなり血行を促進できます。たるんだ頭皮をリフトアップでき、リフレッシュもできるでしょう。

以下に簡単なマッサージの方法を紹介します。

  1. 両手の指を広げて額に添え、頭頂部にむかってゆっくり引きあげ、数秒キープ。5回程度繰り返す。
  2. 両手の指を側頭部に添え、円を描きながらゆっくりもみほぐす。
  3. 頭頂部も同様に円を描きながら優しくもみほぐす。

頭皮が傷つかないよう、爪を立てずに指の腹で優しくマッサージするのがコツです。

シャンプーを見直す

はげ予防には、毎日使うシャンプーも大切です。ドラッグストアなどで安価で売られているシャンプーの多くは、洗浄力がかなり強い成分が配合されています。

市販のシャンプーは汚れ落ちが良くさっぱりするものの、潤いを保持する皮脂まで落として乾燥を招くことがあり、要注意です。

おすすめなのは、汚れは落としつつ、皮脂や潤いは守るアミノ酸系洗浄成分が配合されたシャンプーです。

頭皮に潤いをもたらす良質な保湿成分が配合され、不要な香料や着色料などが入っていないものなら、さらにおすすめです。

地肌に優しいシャンプーを使うことで、頭皮環境が整い抜け毛の予防につながります。

男性におすすめシャンプー:グロウスプロジェクトアロマシャンプー

爽やかな天然アロマの香りが人気のベトつかない・キシまないシャンプーです。主なおすすめポイントを紹介しましょう。

  • 洗浄成分は石けん系とアミノ酸系で、余分な汚れだけを落として潤いは取り除かない
  • グリチルリチン酸ジカリウムで炎症を抑え頭皮を清潔に保つ
  • パンテノールや水溶性コラーゲン、加水分解シルクなどの保湿成分で頭皮を守る

地肌や髪に優しくすっきり洗いあげながら潤いも保つため、頭皮の状態が整います。髪が健やかに育ち、はげ予防が期待できます。

らくトク便(定期便)なら、通常価格2,980円(税込)のところ、2,780円(税込)で購入可能です。3回のお届けで解約できます。

万が一肌に合わなかったときなども、45日間全額返金保証があるため安心です。

女性におすすめシャンプー:サボンモーヴ

サボンモーヴ

新感覚の石けんタイプのシャンプーで、バスルームがぱっと華やぐおしゃれなラベンダーカラーです。固形のため手で十分に泡立てて使います。おすすめポイントを紹介しましょう。

  • リンスやコンディショナー不要でしなやかに洗いあげる
  • アルガンオイルやパンテノールで保湿し頭皮環境を整える
  • バスタイムが楽しくなる上品なシトラス系の香り

最初は少しきしむ可能性がありますが、使い続けるとハリやツヤのある丈夫な髪になり、はげ予防になるでしょう。

定期便にすると、通常価格7,260円(税込)のところ、6,534円(税込)で購入可能です。30日間返品保証もあります。

美容液とセットの定期便などもあります。

予防③育毛剤を使う

育毛剤は、髪を生やすためにはげてから使うものと考えてる人も多いのではないでしょうか。これは間違いで、育毛剤は髪が健康に育つように頭皮環境を整えるものです。

すでに薄くなった人が髪を生やすために使うのは、ミノキシジルなどが配合された「発毛剤」です。混同しないようにしましょう。

育毛剤の主な働きは次の3つです。

  • 髪の元である毛母細胞を活性化
  • 頭皮の血行を促進して毛根に栄養が届きやすくする
  • 地肌の炎症や菌の繁殖を抑えて清潔に保つ

これらの作用で頭皮環境を整え、髪を元気に太く育てることで抜け毛を防ぎます。薄くなってから慌てて使うより、予防で使うのがおすすめです。

医薬品ではないため副作用のリスクも少なく、安心して使えます。

男性におすすめ育毛剤:persona

Persona

あらかじめ遺伝子検査をして薄毛リスクをつきとめ、原因に応じた育毛剤が届くのがpersonaです。魅力的なポイントを紹介しましょう。

  • 遺伝子検査で薄毛リスクを判定し、必要な成分を配合した育毛剤が届くのではげ予防に最適
  • AGAリスク・毛髪脆弱リスク・頭皮トラブルリスクの3つの検査で薄毛リスクを総合的に判定
  • 原料から製造過程まで厳密に管理・製造する安心のクオリティ

薄毛の遺伝的傾向が分かるため、今後の予防対策にも役立ちます。遺伝子検査は通常24,800円もかかりますが、いまならゼロ円になるキャンペーンを実施中です。

定期便を申し込むと、遺伝子検査+育毛剤(14,080円・税込)にサプリメント(5,478円・税込)がついて破格の5478円で購入できます。

女性におすすめ育毛剤:kenomika

kenomika

kenomikaは、権威ある世界毛髪研究会議最優秀賞を受賞した女性向け育毛剤です。特徴を紹介しましょう。

  • グリチルリチン酸ジカリウムやセンブリエキス、人参エキスなど育毛をサポートする成分で頭皮環境を整える
  • 育毛剤には見えないスタイリッシュなデザインのパッケージ
  • アルコールフリーで敏感な頭皮でも安心して使える

使うときは、気になる部分にプッシュして頭皮を優しくマッサージしましょう。これだけのシンプルケアで、はげ予防できます。

定期コースを申し込むと、通常価格8,778円(税込)のところ初回3,278円(税込)、2回目以降7,022円(税込)で購入可能です。回数縛りはなく、いつでも解約できます。

予防④ストレスは適度に発散する

過度のストレスは自律神経のリズムを乱します。交換神経が常に優勢になり、睡眠不足や血行不良、ホルモンバランスの乱れなどを招く恐れがあります。

睡眠不足や血行不良などは、すべてはげる原因です。ストレスを感じたときは適度に発散することが大切です。

発散するにはリラックスして気持ちを落ち着かせる、楽しいこと・したいことを追求するなどさまざまなパターンがあります。

自分に合った方法を見つけ、こまめにストレスを解消しましょう。ただし、深酒や喫煙はおすすめできません。

アルコールを分解するために髪の成長に必要なアミノ酸などの栄養が消費されるため、あまり深酒すると育毛に必要な分が不足する恐れがあります。

喫煙は血管を収縮させて血の巡りを悪くします。吸い込んだ有害物質を排出するためにビタミンCも消費されるため、髪に必要な分が不足するなど、髪に悪いことばかりです。

より薄毛を助長するため、深酒や喫煙以外の方法でストレスを発散しましょう。

予防⑤栄養バランスのとれた食事をとる|おすすめの食べ物も紹介

髪の成長に特に必要な栄養は、たんぱく質、ビタミン類、亜鉛などのミネラルです。

栄養素働き多く含む食品例
たんぱく質髪の主成分であるケラチンの構成要素アミノ酸を含む肉、魚、卵、大豆食品
ビタミンB群新陳代謝を活性化し頭皮環境を整えるB2:レバー、うなぎ

B6:かつお、まぐろ、さんま

ビタミンA抗酸化作用があり皮膚を丈夫にして頭皮環境を整えるうなぎ、レバー、人参やかぼちゃ
ビタミンE血行を良くするナッツ類、植物油
ビタミンCアミノ酸の代謝やコラーゲン生成をサポートブロッコリー、パプリカ、柑橘類
亜鉛アミノ酸からケラチンを合成するのに不可欠牡蠣、レバー、アーモンド、ごま

上記を中心に、バランスよく摂取することが大切です。脂質や糖分の摂り過ぎは皮脂の過剰部ピを招き、頭皮環境を悪化させます。

日々の食事だけでは栄養を補いきれないときは、サプリメントを活用するのがおすすめです。

男性におすすめサプリメント:SHEE+サプリメント

サプリメントのなかには、必要な成分を少量しか配合していない質の悪いものもあります。何を選べば良いか分からない男性におすすめなのは、SHEE+サプリメントです。

  • 医師監修のサプリメントで、安心のクオリティで毎日安心して飲める
  • 6種類の植物エキスで構成されるビュリクシールやヒハツエキスを贅沢に配合
  • 理想的なバランスで配合された亜鉛と銅が育毛をサポート

1日4粒飲むだけで、スマートにはげ予防できます。1番人気の1箱定期お届けコースを頼むと、通常価格12,960円(税込)が9,990円(税込)で購入可能です。

回数縛りはなく、いつでも解約できます。

女性におすすめサプリメント:ヘアバースサプリメント

ヘアバースサプリメント

ヘアバースサプリメントは、豊富な薄毛治療の実績がある医師が開発し、医療現場でも販売されているサプリメントです。魅力的なポイントを紹介しましょう。

  • 10年以上の薄毛治療の臨床データと医師自身の治療経験を基にした成分を配合
  • ビタミンB1やケラチン、L-シスチン、大豆イソフラボンなど髪の成長に必要な成分を十分に配合
  • 日本国内の工場で徹底管理して製造

1回1カプセルを1日2回のむだけではげ予防できます。おためし定期便を申し込むと、通常価格8640円(税込)のところ、初回2980円で購入可能です。

3回の購入が必要で、4回目以降は自由に解約できます。購入後30日間は全額返金保証制度が利用できます。

予防⑥AGAクリニックを受診

生活習慣を整えたり食生活を改善したりすることは、はげ予防にとても大切です。頭皮の状態を整えることで、元気な髪が育つようになるからです。

とはいえ、AGAを発症してしまえば、頭皮環境の改善だけでは対応しきれません。AGAによる脱毛を抑えるためには、原因となるDHTの活動を抑制する必要があります。

父親や身近な親族がAGAだったり、最近抜け毛の量が増えて不安だったりするなら、クリニックに相談してみましょう。

それぞれの頭皮状態にあった予防法を指導してもらえ、仮にAGAを発症しているなら早期に治療を開始することで進行をとめられます

多くのクリニックで初回カウンセリングを無料で実施しています。「予防で受診なんて」と考えず、気軽に相談してみると良いでしょう。

男性におすすめAGAクリニック:AGAヘアクリニック

AGAヘアクリニック

AGAヘアクリニックはテレビCMでも知られる知名度の高い薄毛クリニックで、親身な対応が好評です。特徴を見ていきましょう。

  • 専用アプリをDLすることで遠隔診療が可能で、多忙な人や遠方住まいの人でも治療が受けられる
  • 40を超える個室があり、来院患者は待合室ではなく個室に通されるため、ほかの患者と顔を合わせずすむ
  • 丁寧な診察で1人1人に合った治療プランを提案
  • 価格設定が明瞭でわかりやすく、追加費用が発生しないので安心

専任カウンセラーによるカウンセリング、医師による診察とも無料で何度でも受けられます。

まだ明確にはげていない状態でも、不安な点や予防法を相談するだけでも可能なため、一度相談してみると良いでしょう。

女性におすすめAGAクリニック:AGAスキンクリニックレディース院

AGAスキンクリニックレディース院

AGAスキンクリニックレディース院は女性専用のクリニックです。男性と顔を合わせることがないため、安心して来院できます。特徴を見ていきましょう。

  • 2019年3月時点で女性の薄毛相談1,001,654名の豊富な実績
  • 医師やスタッフの対応が丁寧で親身と好評
  • 提携院含め全国に50院を展開し、全院が駅に近い好立地で通いやすい

抜け毛が気になり始めた女性や親が薄毛で心配な女性などが、多数来院して相談しています

「はげたくないけれど、まだ病院に相談するほどでもない」と考えている女性も、将来的にはげるのを予防したいなら思い切って無料カウンセリングを受けてみると良いでしょう。

はげの種類別に効果的な予防・対策を紹介

はげるといっても、頭頂部が薄くなる人もいれば全体に薄くなる人いて、薄毛にはさまざまなパターンがあります。これは、原因が異なるからです。

ここでは、はげ方のパターンごとに原因と予防や対策の方法を紹介します。

つむじはげ

つむじはげはAGAの典型的な症状です。AGAは頭頂部から薄くなるO型、はえぎわが後退するU型、こめかみから薄くなるM字型の3パターンあり、これらが併発することもあります。

細く細かい抜け毛が増え、つむじあたりの髪も柔らかく細くなってボリュームがなくなってきた場合、放置していると進行してはげてしまうでしょう。

AGAはホームケアだけでは治りません。生活習慣の見直しや食生活の改善に努めたうえで、つむじの抜け毛が治まらないようであれば、早めにクリニックに相談することが必要です。

M字はげ

鏡を見て、こめかみ辺りの髪がなんとなく薄くなっていることに気づいたら、M字はげの予防策を講じましょう。

M字はげの原因のうち、主なものは次の2つです。

  • AGA
  • 牽引性脱毛症

AGAの場合はクリニックへの相談が必要です。早めに相談しましょう。

牽引脱毛症は、髪の長い女性などに見られる症状です。いつも後ろでひとつに結うなどして、生え際に負担をかけ続けたことで毛穴が傷み、髪が抜ける症状です。

いつも髪をまとめている人は、すぐにやめて髪型をかえると良いでしょう。

なお、眼精疲労が原因で肩がこり血行不良に陥ると、目に近いこめかみのあたりの髪が育ちにくくなり、薄毛が進行することがあります。

眼精疲労が直接の原因でM字はげになることはありませんが、薄毛を進行させないために目をあまり酷使しないことも大切です。

全体的に薄くなる

頭頂部やこめかみなど特定の部位だけでなく、全体に薄くなる状態を「びまん性脱毛症」といいます。

全体的に髪のハリがなくなり、ボリュームダウンしてきた場合、血行不良やホルモンバランスの乱れなどが主な原因と考えられます。

はげないようにするには「生活習慣を整える」「頭皮マッサージをして血行を促進する」「サプリメントも活用して栄養を十分に摂る」など基本を守ることが大切です。

育毛剤を使用するのも良いでしょう。

円形に毛が抜ける

ある日突然、健康だった髪が一部分だけごっそりと抜けて丸くはげることがあります。これは円形脱毛症の典型的な症状です。

丸くはげたあとを脱毛斑と呼び、ひとつ~複数個できます。軽度なら自然治癒しますが、再発するケースも珍しくありません。

円形脱毛症は予兆なく突然起こるため、予防は難しいです。ストレスが誘因となることがわかっているため、適度に発散することが大切です。

円形脱毛症は自然に治ることも多い一方、どんどん進行するケースも見られます。丸いはげに気づいたら、皮膚科に相談しましょう。

はげ予防に関するよくある質問

はげは誰にでも起こる可能性があります。命に関わるものではないとはいえ、はげるのは恥ずかしく、なんとしてでも予防したいと考える人は多いでしょう。

ここまで、はげる原因や予防について述べてきました。ここでは、はげ予防に関するよくある質問について解説します。

逆立ちってはげ予防になる?

はげを気にしている方の多くが「逆立ちがはげ予防・対策に良い」との説を1度は読んだり、聞いたりしたことがあるのではないでしょうか。

逆立ちには、腕や肩の筋肉のほか、全身のバランスを保つ体幹を鍛える効果ががあります。血行促進にもつながり、肩こりも緩和するといわれています。

頭皮の血行が促進されれば毛根にも栄養が行き届きやすくなり、育毛につながるでしょう。

実のところ、逆立ち自体がはげ予防になる医学的根拠はありません。とはいえ、手軽にできる運動として逆立ちを日々の生活に取り入れてみるのは良いでしょう。

長い時間逆立ちするとめまいなどを起こす恐れがあります。1回あたり1分程度、1日3回程度で良いでしょう。高血圧の人は血管に負担をかけるため、おすすめできません。

若はげは中学生でも起こる?改善する?

はげの悩みは中高年だけでなく、はげで悩む中学生も少なくありません。

中学生ではげるのは、ストレスや思春期におけるホルモンバランスの崩れ、偏った食生活による栄養不足、睡眠不足などさまざまな原因が考えられます。

多くはないものの、AGAのケースも見られます。

中学生ではげてしまうと、クラスメートなど周囲の目が気になり、大人以上に辛い思いをするでしょう。

家族にはげている人がいたりストレスを感じやすかったりするなら、中学生でも予防に努めることが大切です。

「生活リズムを整え十分に睡眠をとる」「3食欠かさず食べる」「自分に合ったシャンプーを選び丁寧に洗う」など、基本的な予防を行いましょう

若いうちは新陳代謝が活発で、AGAでも治療効果が出やすい傾向にあります。はげても改善する可能性は高いため、必要以上に心配することはありません。

まとめ:はげ予防は生活習慣と頭皮環境の改善が重要!

はげを予防するためには、生活習慣を整えて心身を健康にし、髪の土台となる頭皮環境を健やかに整えることが大切です。

仕事や育児、家事などで忙しい人も、なるべく起床・就寝時間を一定にしてある程度の睡眠時間を確保するよう努めましょう。栄養バランスのとれた食事をすることも必要です。

地肌に優しいシャンプーや、育毛剤を使って頭皮を労わるのも良いでしょう。家族がはげているなど薄毛リスクが高い人は、クリニックで相談するのもおすすめです。

はげてから慌てて対処するよりも、髪があるうちに予防して髪を守りましょう