髪の毛が折れるのは相当なダメージ!7つの原因と対処法まとめ

サラサラの髪でいたいのに、途中で折れ曲がったり、切れたり、毛先に結び目ができたりするとテンションが下がってしまいますよね。

無理に伸ばそうとしても、髪がパサつくだけで全然まっすぐにならないと悲しくなってしまいます。

髪の毛が折れるのは、髪がダメージを受けている証拠ですが、折れ方はどんなダメージを受けたかで変わります。

そこで、髪が折れる原因と、折れ方に対する対処法についてお話ししましょう。

髪の毛が折れる!折れ方別・傷み度チェック!

「髪の毛が折れる」といっても、折れ方はさまざまです。

髪が受けるダメージの種類や原因によって折れ方が違ってくるので、それぞれの折れ方についてお話しします。

自分の髪がどんな風に折れているかをチェックしてみてください。

髪の毛がポキポキ・カクカクと途中で折れる場合

髪の毛はほとんどがタンパク質でできていますが、タンパク質は年齢を重ねると流出していきます。

髪の毛の中のタンパク質の密度が低くなると、髪の毛はダメージを受けやすくなり、途中から髪の毛がカクカクと変形してしまうのです。

また、髪の毛がダメージを受けてキューティクルがはがれてしまうと、そこから水分や髪の成分が流れてしまうのも髪の毛がカクカクと折れる原因です。

髪の毛がダメージを受けていると、クセがついても元に戻るしなやかさもなくなり、折れ曲がったままになってしまいます。

髪の毛の結び目で折れる場合

髪の毛に結び目ができて折れているときは、キューティクルが損傷して、髪のハリやコシが減少している状態です。

健康な髪はキューティクルがしっかりと閉じているため、髪の毛が絡まったり結び目ができそうになったりしても自然に元に戻ります。

ところが、髪が傷んでキューティクルがはがれると、その開いたところから水分が抜けていき髪のしなやかさも失われてしまいます

そうすると、髪の毛が絡まっても元に戻りにくくなり、結び目になるのです。

髪の毛が根元で折れる場合

髪の毛が根元から折れるのは縮毛矯正の失敗が原因であることがほとんどです。

美容院でプロに縮毛矯正をしてもうらうのではなく、市販の縮毛矯正キットを使って自分で矯正をすると失敗する恐れが高まります。

髪の毛をよりまっすぐにしたくて薬剤を付けすぎたり、髪の根元に多めにつけたりすると、不自然な形になるだけではなく、髪の毛に大きなダメージを与えます。

市販の縮毛矯正キットを使うこと自体あまりおすすめできませんが、どうしてもセルフで縮毛矯正をしたい場合は、塗布する薬剤の容量・用法をしっかり守りましょう。

髪の毛の先端・毛先が曲がり折れる場合

髪の毛先だけがカクンと折れている場合、一番に考えられる原因はパーマのミスです。

パーマをかける時、毛先が折れ曲がったままロッドに巻かれるとカクンとしたままパーマがかかってしまいます。

もしパーマをかけていないのに毛先が折れ曲がったとしたら、考えられるのは髪のダメージです。

健康でしなやかな髪の毛は、折れ曲がってもクセがつくことなく、またまっすぐになりますが、傷んでいる髪の毛は折れ曲がるとそのままクセが付きます

ダメージを受けている髪の毛は、自然に戻るためのしなやかさが失われているからです。

髪の毛が折れる・切れるのはなぜ?原因7つ

髪の毛が切れたり折れたりするのは、髪の毛や頭皮がダメージを受けることが原因です。

日常生活でも髪の毛やいろいろな刺激にさらされています。

そこで、髪にダメージを与える主な原因を7つ挙げましたので、ひとつずつ見てみましょう。

髪の毛が折れる原因①紫外線の浴びすぎ

紫外線は、肌や体だけではなく髪にもダメージを与えます。

紫外線が髪の毛に与える影響は大きく分けて2つあります。

ひとつめは、紫外線を浴びると髪の毛の内側のタンパク質が壊れるため、パサつきや切れ毛などのトラブルが起こりやすくなるということです。

もうひとつは、紫外線のダメージから体を守る働きのある成分「メラニン」が、有るか無いか、です。

髪の毛の内側にはメラニンが有り、黒い色の元になっていますが、表面のキューティクルにはメラニンが有りません。

そのため、キューティクルは紫外線の影響を受けてしまい、髪のトラブルになるのです。

髪の毛は顔や肌よりも先に紫外線を浴びる部分です。

顔や身体と同じようにしっかりと対策をしましょう。

髪の毛が折れる原因②ドライヤーの当て方の間違い

髪の毛を乾かすとき、長い時間同じところに熱風を当てると髪の潤いが失われてパサパサになります。水分が失われるので、髪の健康も損なわれます。

ドライヤーの熱によって髪がダメージを受けると、髪が自然に戻る力も減少していき、クセがついたら戻らなくなり、髪の毛が折れ曲がってしまうのです。

ドライヤーで髪の毛を乾かすときは、髪の毛から20センチぐらいドライヤーを離して、同じ場所にばかり熱風を当てないようにしましょう。

地肌が濡れていると頭皮に良くありませんので、ドライヤーで乾かすときは髪の根元や地肌をよく乾かすようにしましょう。

髪の毛先は8割くらい乾いていたらもう大丈夫です。

髪の毛が折れる原因③カラーリングのやり過ぎ

カラーリングは髪にダメージを与えるため、髪の毛が折れる原因になります。

カラーリングで髪の毛が傷むのは、まず薬剤自体が髪の毛と頭皮に強い刺激を与えるからです。

髪に優しいカラーリング剤を使う美容院でのカラーリングは安心ですが、セルフで染めるときなどは注意が必要です。

市販のカラーリング剤は、誰でも簡単に染めることができるよう強めの成分を使っているからです。

また、ヘアカラーの中には薬剤によってキューティクルを剥がして、髪の毛の内側に色を入れるものもあります。

カラーリングをするとき、コームや手でカラー剤をなじませますが、キューティクルがはがれた状態で髪の毛をこすることになり、さらにキューティクルをはがしてしまいます。

このため、ヘアカラー後に適切なケアをしないと髪の毛が傷み、髪の毛が折れる原因になるのです。

髪の毛が折れる原因④トリートメントがあっていない

本来は髪の毛を守るトリートメントですが、トリートメントが髪と頭皮に合っていないと、逆に髪の毛にダメージを与えてしまいます。

たとえば、油分が多めのトリートメントだと、髪の毛が求めている以上の油分を与えてしまい、頭皮の油分バランスが崩れます。頭皮環境が悪くなり、髪の毛にもよくありません。

逆に潤いが足りないトリートメントだと、髪を乾かすときやヘアアレンジをするときに髪の毛どうしがこすれて傷んでいきます。

また、トリートメント効果の薄いトリートメントを使っていると、髪の毛につけても保護する効果は薄く、何の意味もありません。

トリートメントには髪の毛のキューティクルを閉じて保護する働きがありますが、その効果が薄いと、キューティクルが閉じることもありません。

なので、髪の毛に適切な油分を与えてくれるトリートメント、しっかり髪を保護してくれるトリートメントを選ぶようにしましょう。

髪の毛が折れる原因⑤縮毛矯正のやり過ぎ

縮毛矯正は、薬剤を髪の毛に付けて無理矢理髪の毛をまっすぐに伸ばす施術ですが、髪や頭皮にかなりのダメージを与えます。

髪の毛に優しい薬剤を使って技術力のあるプロが施術を行えば、まっすぐきれいに伸びます。

しかし、あまり慣れていない人が施術をしたり、セルフで施術をしたりすると失敗することがあります。

髪の毛が根元から折れるのは、縮毛矯正の薬剤を髪の毛の根元にまでつけすぎていることが原因です。

縮毛矯正をして髪の毛が根元から折れると、見た目も良くありませんが、その根元部分から髪の毛が切れやすくなる恐れもあります。

ダメージがひどすぎる場合は、折れている部分を全部カットしなければいけなくなることもあるのです。

髪の毛が折れる原因⑥質の悪いシャンプーの使用

洗浄力が強すぎるシャンプーは、髪や頭皮を守る潤いや栄養分を洗い流してしまいます。

逆に洗浄力が弱すぎるシャンプーは、髪や頭皮には優しい反面、汚れと皮脂が髪に残ったままになります。

汚れが頭皮や皮脂に残ったままだと気分も良くありませんが、髪にももちろん良くありません。

また、質の悪いシャンプーだと、シャンプー中に髪の毛がギシギシと絡むこともあります。

髪の毛が絡むと髪のキューティクルがはがれて、髪の毛にダメージを与えます。

髪の毛のダメージが修復されないまま、髪の毛を乾かしたり日常生活を送ったりすると、はがれたキューティクルの隙間から熱風や紫外線が入り、さらに髪の毛の状態が悪化します。

髪の毛がパサついたりきしんだりしたままだと、髪の毛が絡みやすくなり結び目もできやすくなってしまいます。

髪の毛が折れる原因⑦コテなどで巻くから

コテで髪の毛を巻くことが習慣になっている方も多いと思いますが、コテは髪にダメージを与えます。

コテを使うと髪の毛に熱がダイレクトに伝わるからです。

熱が直接、髪にあたることで、髪の毛に含まれている水分が蒸発していきます。

適度な水分を含んでいない髪の毛は、健やかさを失い、ダメージを受けやすくなります。

ダメージを受けた髪を巻いてもツヤツヤ巻き髪にはなりませんし、さらにダメージを受けやすくなる悪循環です。

髪を巻くときは熱をブロックする作用のあるヘアカール剤を付けて、髪の毛を守りながら巻くようにしましょう。

シャンプー前に優しくカールをほぐして、トリートメントでしっかりと髪の毛をケアするのもいいですよ。

髪の毛が途中で折れる人の「折れ毛改善」方法4つ

髪の毛が折れるのは、髪の毛がダメージを受けて傷むことが原因です。

髪の毛の刺激になるものはいろいろありますが、ダメージを受けた髪の毛はキューティクルがはがれ、はがれたキューティクルの隙間から水分がどんどん流れてていき、髪の健康が失われていくのです。

その結果、髪の毛のハリやコシが失われ、髪の毛は折れ曲がったクセがついたまま、まっすぐに戻れなくなるのです。

そこで、髪の毛が折れないようにするための対処方法をご紹介したいと思います。

折れ毛改善方法①紫外線をカットする

髪は、顔や身体よりも紫外線を多く浴びる部分です。

髪の毛が紫外線によるダメージを受けないように、顔や身体と同じようにしっかりと守る必要があります。

気温の高い時期は曇り空の日でも意外と紫外線が強いので、紫外線対策をしましょう。

髪の毛を紫外線から守るために、外出するときは帽子や日傘を忘れないようにしてください。

髪型を崩したくなくて帽子がかぶれないときは、スプレータイプの日焼け止めを使うと髪の毛全体をカバーできます。

また、洗い流さないトリートメントも外出中の髪を守ってくれますよ。

そして、日中に紫外線を浴びたなと思ったら、紫外線対策ができるヘアケアアイテムを使ってしっかりアフターケアをしましょう。

折れ毛改善方法②髪の毛をしっかり乾かしてから寝る

濡れた髪の毛はキューティクルが開いています。

その状態で髪の毛がこすれるとキューティクルがはがれて、はがれたところから水分が抜けていき髪の毛のダメージにつながります。

濡れた状態で枕や寝具に髪の毛がこすられるとどんどんとキューティクルがはがれてしまいます。

シャンプー後は、ドライヤーで乾かすことでキューティクルが閉じていくので、適切なドライヤーのかけ方で髪の毛を乾かしてから寝るようにしましょう。

ドライヤーだと髪の毛が傷みそうだと思って、シャンプー後は自然乾燥をしている方もいると思いますが、自然乾燥の方が実は良くありません。

髪の毛が濡れている間、キューティクルは開いたままですし、地肌が湿っていると雑菌が繁殖しやすくなります。

なので、ドライヤーを正しく使って髪の毛をきちんと乾かしてから寝ましょう。

折れ毛改善方法③スペシャルトリートメントを行う

髪の毛が折れるのを防ぐには、ダメージを受けないよう対策をすることも大事ですが、髪の毛のダメージを修復することも大切です。

ヘアケアアイテムの中で、トリートメントはキューティクルを閉じる働きがあります。

シャンプーの後は毎日トリートメントをすると思いますが、紫外線や熱によるダメージを受けたときは、特に念入りにトリートメントをしましょう。

トリートメントをするときは、髪の毛を優しく絞ったり軽くタオルで拭いたりして水気を切ってからトリートメントをなじませると、トリートメントが薄まらずより効果的です。

髪になじませたら、また髪を優しく絞ってさらにトリートメントを押し込むようにすると良いですよ。

折れ毛が改善!「システムトリートメント」

今使っているトリートメントであまり改善しないなと感じる方は、こちらのスペシャルトリートメントをおすすめします。

こちらのシステムトリートメントは、サロンで使う高品質のトリートメントです。

自宅にいながらサロンさながらのケアができるのが嬉しいですね。

このシステムトリートメントは、2種類のトリートメントを使うことで髪の毛のダメージを修復します。

それでは、1剤のStep1と2剤のStep2それぞれの主成分を見てみましょう。

Step1の主成分:加水分解ケラチン

加水分解ケラチンは、タンパク質を加水分解してできた髪を補修する成分です。

タンパク質は、髪や爪、皮膚をつくる主成分です。加水分解ケラチンを加えることで、ダメージを受けた髪の毛や髪の毛の内部を補強する働きがあるのです。

また、ダメージを受けて空いた隙間を埋めてくれるため、髪の毛にハリやコシを与えて、健やかな髪にしてくれます。

Step2の主成分:メドウフォーム-δ-ラクトン

メドウフォーム-δ-ラクトンというのは、北アメリカに生息するメドウフォームという植物の種子油から抽出した成分です。

メドウフォーム-δ-ラクトンは、保水力のある膜をつくり、髪の毛から水分が蒸発するのを防ぎます。

そのため、しっとりツヤツヤの髪に仕上がります。

使い方は、

  1. シャンプー後にStep1をしっかりとなじませて数分間放置し、軽くすすぎます。
  2. Step2を髪全体にたっぷりとなじませて洗い流します。

ふわっとした軽い仕上がりにしたい場合は、Step1を流さずに、そのままStep2をなじませて洗い流します。

ボリュームを抑えたい場合は、Step1を洗い流した後にタオルでしっかり水気を取ってからStep2をなじませると、しっとりとまとまります。

髪のダメージにもよりますが、毎日~3日に1回が使用頻度の目安です。

折れ毛改善方法④縮毛矯正の頻度を下げる

日常生活で紫外線対策をしたり、ドライヤーのかけ方に気をつけたりしても、縮毛矯正をするとまた髪の毛がダメージを受けることになります。

髪へのダメージを考えると、できるなら縮毛矯正をしない、もしくは縮毛矯正の頻度を下げて髪の毛のケアを続けていくのが良い方法です。

ですが、強いクセがあると「傷むのはわかってるけど、縮毛矯正の頻度を下げるなんて無理!」と思う方もいるかと思います。

縮毛矯正をせずに、ストレートアイロンやドライヤーで無理やり伸ばすと、今度は熱によるダメージが気になります。

スペシャルトリートメントと縮毛矯正を繰り返すのは、「3歩進んで2歩下がる」もしくは「3歩進んで5歩下がる」ような状態でキリがないと感じるかもしれません。

縮毛矯正はもう要らない!「ストレートミスト」

そんな方におすすめなのが、こちらのヘアアイテムです。

髪全体にスプレーしてヘアアイロンやドライヤーを当てると、サラサラのストレートになる「ストレートミスト」です。

髪の毛の内部の結合が乱れると、髪の毛がうねったり髪の毛が折れたりします。

そこで、ストレートミストを吹きかけてからアイロンやドライヤーをかけると、熱によって髪の毛の内部の結合が分解されて、またまっすぐに整うのです。

また、ストレートミストは髪の毛の表面をしっかりとコーティングして湿気をブロックする働きもあるので、雨の日に髪の毛がうねったり広がったりすることもありません。

こちらのストレートミストは、天然成分のボタニカルエキスが配合されているので、髪や頭皮を優しくケアし、保湿成分によって髪の毛に潤いとツヤも与えます。

また、合成界面活性剤・合成着色料・シリコン・アルコール・パラベン(防腐剤)・鉱物油は無添加ですので、敏感肌の方でも安心して使うことができます。

スタイリング中の気分を上げてくれるフローラルの上品な香りも、とても評価の高いストレートミストです。

縮毛矯正を卒業できたという口コミが見られる、このストレートミストはクセ毛と縮毛矯正による折れ毛に悩む方の強い味方になってくれそうですね。

髪の毛が折れるのは深刻なダメージサイン!原因を知ってしっかりケアを

髪の毛を巻いていないのに髪の毛が折れるのは、髪の毛がダメージを受けている証拠です。

紫外線やカラーリングで髪の毛が刺激を受けると、髪の表面のキューティクルがはがれ、そこから水分が奪われていき、うるおいのないパサついた髪になり、髪の毛が折れる原因になります。

なので、髪にも紫外線対策をしたり、髪に優しいカラー剤を使ったりして髪をダメージから守りましょう。

そして、毎日のトリートメントにてスペシャルトリートメントをプラスして、刺激を受けて開いたキューティクルを閉じて、髪の毛を保護するといいですよ。

なんとなく髪の毛に元気やツヤがないなと感じたら、髪がガタガタと折れていないか、パサついていないかをチェックして髪をいたわってくださいね。