薄毛に亜鉛が効果的って嘘?本当?髪のための栄養素8つを徹底解説

亜鉛髪の毛アイキャッチ

薄毛になってしまう原因は色々あります。生活リズムの乱れ、喫煙や飲酒、睡眠不足が大きな要因とされますが、その他にも「栄養不足」が挙げられます。

髪の毛にとって必要な栄養素については以下で詳しく解説しますが、亜鉛は髪の毛にとっては欠かせない栄養素の一つと言われています。

しかし、薄毛対策として亜鉛だけを頑張って摂るのは不十分です。今回は、亜鉛をはじめ、薄毛対策に必要な栄養素について詳しく解説します。

薄毛対策に亜鉛は重要!合わせて摂るべき栄養素7つ

薄毛対策に「亜鉛」は効果的ですが、ほかにも薄毛のために摂るべき栄養素があります。栄養素は、それぞれが助け合ってその効果を高めるためです。

亜鉛と合わせて、8つの栄養素を意識して摂ることが、薄毛対策にはとても重要です。

薄毛対策に亜鉛が効果的!何に多く含まれている?

亜鉛を多く含む食品

ケラチンというタンパク質が髪の毛を作るということを解説しましたが、亜鉛はケラチンの形成に欠かせないミネラルの1つ。亜鉛は、ケラチンの形成・代謝を促すことで間接的に薄毛に効果を発揮します。

多く含まれる食材としては、牡蠣やチーズ、豚肉などが代表的。植物性の食材からはココアや豆腐などの大豆製品に多く含まれます。

サプリメントの形で摂取することもできるので、食生活が充実していないと考える人は足りない亜鉛を補うという意味で使用するのもいいでしょう。

亜鉛不足は薄毛・円形脱毛症・白髪の原因にも!

亜鉛は薄毛対策にとって非常に重要な役割を果たすミネラルであることはおわかりいただけたと思います。亜鉛は成人男性の場合1日あたり10mgほど摂取することが必要とされます。

しかし、この量を摂取できている人は意外と少ないというのが事実。亜鉛が欠乏すると「亜鉛欠乏症」という状態に陥り、皮膚炎や味覚障害などの症状が出ます。

また、円形脱毛症や白髪の原因にもつながってしまいます。亜鉛の量が足りないことで亜鉛欠乏症は生じますが、それだけでなく亜鉛をうまく吸収できないことでも生じます。

食生活が乱れており、偏食気味の人は亜鉛が足りていない傾向があります。また、食事量が全体的に少ない人も他の栄養素とともに亜鉛が足りていません。

亜鉛をうまく吸収できない人の特徴としては腸の機能が低下している人や、コーヒーやカルシウムを多く摂取する人です。これらに当てはまる人は、効率的に亜鉛を吸収できていない可能性があります。

亜鉛をしっかり摂取するということが大事なのは言うまでもありませんが、うまく吸収できない要因についても考えることが大事です。

亜鉛と合わせて摂りたい栄養素①タンパク質

タンパク質は糖質・脂質と合わせて三大栄養素と呼ばれており、20種類のアミノ酸から構成される栄養素です。私達の身体の多くがアミノ酸から作られています。

髪の毛はケラチンというタンパク質でできています。肉や魚、大豆や乳製品などからタンパク質が補給できないとケラチンが失われ、結果的に髪の毛の元気がなくなる・細くなる・そして抜けてしまうという悪循環に陥ってしまいます。

日々の食事の中で、タンパク質の摂取を意識するということは非常に大事です。

亜鉛と合わせて摂りたい栄養素②ビタミンB6

ビタミンB6を多く含む食品

タンパク質が薄毛対策に大事であると解説しましたが、ビタミンB6にはこのタンパク質の代謝・吸収を促進する働きがあります。

タンパク質だけを多めに摂取しても、ビタミンB6が不足しているとうまくタンパク質を吸収することができません。

ビタミンB6自体にも肌・皮膚・髪の毛の健康を保つ機能があります。牛肉のレバーやカツオ、さんま、マグロなどの魚はビタミンB6が豊富です。

魚にはタンパク質も多いので、タンパク質+ビタミンB6を効率的に摂取できます。

亜鉛と合わせて摂りたい栄養素③ビタミンE

健康的な髪の毛を保つためには、頭皮の血流が安定的である必要があります。ビタミンEを摂取することで血流を促進することができ、年齢を重ねても元気な髪の毛を維持する効果が期待できます。

ビタミンEを多く含む食材は、アーモンドなどのナッツ類・イワシや鮭などの魚類です。

血流促進のためにビタミンEを摂取することはもちろん大事ですが、その他にも適度な運動を行う、飲酒喫煙を控えるということも大事になります。

亜鉛と合わせて摂りたい栄養素④ビタミンC

ビタミンCには強い抗酸化作用があり、また人間に皮膚や血管の健康を保つ上でも欠かせない栄養素です。

いつまでも元気な髪の毛でいるために、髪の毛に適切な栄養素を送り込む必要があるので、ビタミンCの役割は重要です。

ビタミンCはオレンジやレモンなどの柑橘類に多く含まれるイメージがありますが、その他にもブロッコリーやほうれん草、パプリカなどの野菜にも多く含まれます。

いちごなどの果物にも含まれているので、野菜やフルーツを食べる習慣を作るといいでしょう。

亜鉛と合わせて摂りたい栄養素⑤L-システイン

化粧品やシミ対策サプリメントに配合されていることの多いこのL-システインは、肌のターンオーバーに効果を発揮するとされています。

頭皮も当然肌なので、適切なターンオーバーは健康な髪の毛を作る土壌として必要です。

L-システインにはケラチンを作る役割もあります。少しややこしいですが、L-システインはメチオニンというアミノ酸から構成されます。メチオニンはにんにくや玉ねぎに多く含まれます。

亜鉛と合わせて摂りたい栄養素⑥フコイダン

フコイダンという栄養素も聞いたことのないという人が多いのではないでしょうか。このフコイダンは、昆布やめかぶなどの海藻類に多く含まれるネバネバとした成分のことで、高い保湿効果が期待できます。

髪の毛を始めとする体毛は、毛母細胞と呼ばれる細胞から生まれます。そしてフコイダンは毛母細胞に直接的に働きかけるので、髪の毛の成長にも効果が期待できます。

保湿&育毛というダブルの効果で薄毛対策に効果的です。

亜鉛と合わせて摂りたい栄養素⑦アスタキサンチン

アスタキサンチン

アスタキサンチンには抗酸化作用があります。身体は酸化することで衰えていきますが、髪の毛にも同じことが言えます。

アスタキサンチンには抗酸化作用の他にも、インスリン様成長因子(IGF-1)を増やす働きがあるとされています。IGF-1には筋肉の成長や髪の毛の成長に効果があります。

アスタキサンチンを多く含む食材としては鮭やエビ・カニに多く含まれます。アスタキサンチンは天然の赤い色素のことであり、これら食材の色こそがまさにアスタキサンチンそのものを示しています。

要注意!薄毛対策に亜鉛が逆効果になるケース

薄毛対策亜鉛注意点

薄毛対策のためには、亜鉛以外の栄養素もしっかり摂る必要があります。

「亜鉛さえ摂取すれば薄毛を予防できる」と考えて他の重要な栄養素を摂取しないと、結果として髪の毛を作る栄養素が不足してしまい、薄毛の進行を招く可能性があります。

あくまでも亜鉛は薄毛対策に必要な栄養素の「1つ」に過ぎません。バランスの取れた食事管理が大事です。

亜鉛だけじゃない!薄毛対策におすすめの食べ合わせ

薄毛対策のために亜鉛さえ摂取していれば良いということはなく、髪の毛にとって良い栄養素をしっかりと摂取することが薄毛防止のためには欠かせません。

以下では、薄毛対策におすすめの食べ合わせについて紹介していきます。

亜鉛との食べ合わせが良いメニュー①親子丼

親子丼には鶏肉・玉ねぎ・卵を使いますが、これらの食材にはタンパク質(鶏肉)・L-システインを作るメチオニン(玉ねぎ)・亜鉛(卵)が含まれているので、薄毛対策に必要な栄養素をバランスよく摂取できます。

亜鉛との食べ合わせが良いメニュー②めかぶ納豆

これは非常に簡単に作ることができる食事メニューであり、しかも薄毛対策にも非常に効果的です。めかぶにはフコイダンが豊富に含まれており、納豆は亜鉛を多く含む植物性の食材です。

亜鉛との食べ合わせが良いメニュー③ 鮭のアーモンド焼

鮭には天然の色素であるアスタキサンチンとタンパク質、ビタミンEが豊富であり、アーモンドには亜鉛が含まれています。

また鮭とアーモンドには良質な油も含まれているので、血液をサラサラにする効果が期待でき、それが血流促進にも繋がります。

薄毛対策で亜鉛を摂るより効果の高い方法

薄毛対策

亜鉛は薄毛を予防するのに効果的ですが、食材から日々必要な量を摂取するのは意外と難しいものです。また亜鉛だけでは薄毛対策には不十分で、様々な栄養素を摂る必要があることが大事であると解説しました。

そこで、以下では薄毛対策で亜鉛を摂るより効果の高い方法について解説していきます。薄毛を本気で対策したい、最近少しずつ髪の毛の元気がなくなってきたという人は、是非参考にしてください。

薄毛対策サプリを摂取する

薄毛対策のためのサプリを摂取するというのは非常に効果的です。サプリには食事だけで摂取しきれないような栄養素がバランス良く含まれています。

以下では薄毛対策で亜鉛より効果が高いとされる栄養素を含むサプリを紹介します。栄養素の種類によっては、食事からはなかなか摂取できないものもあるので、サプリを効果的に活用して薄毛対策を行いましょう。

注意点は、サプリはあくまでも健康補助食品なので、メインの栄養素は食事から摂取するという意識を忘れないようにするということです。

食事・健康的な生活習慣に合わせてサプリをうまく活用することで、薄毛対策としての効果が期待できます。

薄毛対策で亜鉛よりおすすめのサプリ①ノコギリヤシ

ノコギリヤシはヤシ科の植物で、名前の通りギザギザとした葉に特徴があります。現在ではノコギリヤシを配合したサプリが多く販売されていますが、男性機能の低下のために利用する人が増えています。

薄毛の原因の1つに、男性ホルモンであるテストステロンがジヒドロテストステロンという物質に変わってしまうことが挙げられます。

ジヒドロテストステロンは、テストステロンが5αリダクターゼという酵素と結びつくことで生成されますが、ノコギリヤシにはこの薄毛の原因物質を作る「5αリダクターゼ」を抑制する効果が期待できます。

また、ノコギリヤシは亜鉛と相乗効果も高いとされているので、ノコギリヤシ単体のサプリでもいいですが、亜鉛も配合されているものもおすすめできます。

薄毛対策で亜鉛よりおすすめのサプリ②プログノ3000

5大育毛成分を含んだ育毛サプリとして知られるプログノ3000。亜鉛の他にも上記で紹介したノコギリヤシが含まれています。

そしてその他にも育毛・薄毛対策に効果的な成分としてフィッシュコラーゲン・イチョウ葉エキス・ミレットが配合されています。

フィッシュコラーゲンには血流を促進する効果を始めとして薄毛に対して効果を発揮します。イチョウ葉エキスにはアンチエイジング効果が期待できるので、加齢に伴う薄毛対策におすすめの成分です。

そしてミレットですが、これはキビから抽出される成分でありタンパク質を構成するアミノ酸やビタミンB6を多く含むので、こちらも薄毛に対して高い効果が期待できます。

薄毛対策で亜鉛よりおすすめのサプリ③DHCボリュームトップ

人気サプリメントメーカーのDHCより販売されているボリュームトップ。薄毛から頭皮を守る、ハリ・コシのある髪の毛を作るために必要な14種の成分が配合されています。

内側から髪の毛の自発を促すジャガイモ、キクイモ・めかぶ、パワーを高める効果のできる高麗人参、漢方の力で髪の毛の元気を取り戻すクコ・女貞子・カンレンソウが配合されています。

その他にも昆布・牡蠣成分などが配合されています。

頭皮マッサージを始めとするケアと並行して使用することでより高い効果を実感することのできるサプリです。植物由来の成分が多く含まれているので、アレルギーをお持ちの方は事前に確認してからの使用をおすすめします。

女性の薄毛におすすめのサプリ

薄毛は男性だけでなく、女性でも悩んでいる方はたくさんいます。女性の薄毛対策のサプリとしては、「イソフラボン」を含むものをおすすめします。

イソフラボンは大豆に含まれる成分ですが、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きを持ちます。

エストロゲンは女性らしさを保つために必要な性ホルモンであり、これが不足すると薄毛につながってしまいます。

イソフラボンを摂取することでエストロゲン減少による薄毛を抑制する効果が期待できます。イソフラボンを含むサプリとしては、ディアナチュラやDHCから販売されているものが一般的です。

薄毛対策をより強力にするなら「プロペシア」

プロペシア

プロペシアは男性型脱毛症(AGA)対策用の医薬品であり、男性限定の治療薬です。AGA治療薬=プロペシアというほど、真っ先に選択肢に上がる医薬品として知られます。

非常に高い確率で薄毛を食い止める効果が期待される世界初の内服タイプの医薬品であり、薄毛の進行を止める、薄毛のを改善するという効果が期待できます。

現在は薄毛治療の専門医の数も増加しており、医師から処方されるケースも多い薬です。プロペシアは上記で紹介したようなサプリではないので、服用の際には注意が必要です。

未成年は飲んではいけない、服用中は献血をしてはいけない、効果を実感するには6ヶ月間の継続した服用が必要などの注意点があります。

服用に際して気になる点がある場合は、医師や薬剤師に相談の上で服用してください。

薄毛対策は亜鉛だけでは厳しい!安全なサプリも併用して早めの対処を

薄毛は早めの対処

薄毛対策に必要な栄養素やサプリ、医薬品について解説してきました。亜鉛は薄毛にとって効果的な栄養素であり、健康的な生活を送る上で非常に有効な栄養素です。

しかし、栄養のバランスをしっかりと取ることが薄毛対策のためには必須です。今回紹介した栄養素を日々バランス良く摂取するということを心がけましょう。

食事だけでは補い切れない部分はサプリを使ってサポートすることも大事です。とにかく薄毛対策は早めに行って損をすることはありません。

むしろ薄毛が進行して時間が経過してからでは手遅れになる可能性が高いので、「今は大丈夫」と考えるのは危険です。あのときしっかり対策しておけばよかった、とならないためにも、正しい生活・栄養バランスを心がけましょう!